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映画
ヌーヴェル・ヴァーグ金字塔「勝手にしやがれ」「気狂いピエロ」
連続上映 新予告映像、場面写真公開
(2026年4月22日11:00)

ジャン・リュック・ゴダールの不朽の名作「勝手にしやがれ」(1960年)の制作過程を描いた、リチャード・リンクレイター監督作「ヌーヴェルヴァーグ」が7月10日から公開されるにあたり、ゴダール監督作「勝手にしやがれ」(7月24日公開)と「気狂いピエロ」(7月31日公開)のヌーヴェル・ヴァーグの金字塔2作品が、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺 他にて連続上映されることになった。
今回新たに編集された、2作品の予告編が公開された。『勝手にしやがれ』は、盗んだ自動車を走らせパリに向かうミシェル(ジャン・ポール・ベルモンド)が、横のカメラに向かって話す様子から始まる。パリを象徴する凱旋門のカットの後、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(ジーン・セバーグ)の姿を映す。パトリシアとつかの間のパリを楽しむミシェル。しかし男性が後頭部を殴られるシーンの後、一気に追われるミシェルとパトリシアの様子を畳みかける。全編モノクロの映画にカラフルな色彩を載せ、この作品の制作時ジーン・セバーグが20歳、ジャン・ポール・ベルモンドが26歳、ジャン・リュック・ゴダールが28歳というタイトルで、その若さに驚かされる。全編を小気味よく流れる音楽と編集で、今も褪せない魅力を改めて確信させる予告編となっている。
『気狂いピエロ』は、歌うマリアンナ(アンナ・カリーナ)がフェルディナン(ジャン・ポール・ベルモンド)と南仏の海外を歩くシーンから始まり、カラフルな映像が続く。しかし徐々に、マリアンナの部屋にいるハサミが首に刺さった男性の死体、マリアンナの持つ銃など、映画の後半を思わせる展開に。どこを切り取っても絵画的で美しいシーンが連続し、「見つかった。何が?永遠が」という最後の有名な台詞で予告編も終了する。
2本とも、字幕を入れずに映像とタイトルだけで編集、よりゴダールの映像を感じてもらうための形となっている。『勝手にしやがれ』は、2020年の60周年の4Kレストア版、『気狂いピエロ』は2Kレストア版を使用。
『勝手にしやがれ』は7月24日(金)から、『気狂いピエロ』は7月31日(金)から、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺 他にて上映予定。
■作品概要
『勝手にしやがれ』(4Kレストア版)





●ストーリー
自動車泥棒の常習犯ミシェル(ベルモンド)は、マルセイユで盗んだ車を走らせパリに向かう。その道中、白バイに追いかけられ、咄嗟に車中にあった拳銃で警官を射殺してしまう。パリに着いた彼は、シャンゼリゼ通りでヘラルド・トリビューン紙を売るパトリシア(セバーグ)に会いに行く。彼女はアメリカ人の留学生で、2人は南仏の海岸で出会いベッドを共にした仲。金を調達し二人でイタリアへ逃れようとする男と記者になる夢をかなえようとする女の行く末は・・・。
●キャスト
ジャン=ポール・ベルモンド Jean-Paul BELMOND ミシェル・ポワカール(別名ラズロ・コヴァックス):
ジーン・セバーグ Jean SEBERG パトリシア・フランキーニ
ダニエル・ブーランジェ Daniel BOULANGER ヴィダル刑事
ジャン=ピエール・メルヴィル Jean-Pierre MELVILLE 作家パルヴュレスコ
アンリ=ジャック・ユエ Henri-Jacques HUET アントニオ・ベルッチ
ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc GODARD 密告者
●スタッフ
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダールJean-Luc GODARD
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール Georges de BEAUREGARD
原案:フランソワ・トリュフォー Francois TRUFFAUT
監修:クロード・シャブロル Claude CHABROL
撮影:ラウール・クタール Raoul COUTARD
音楽:マルシャル・ソラル Martial SOLAL
字幕:寺尾次郎
1960年(2020年4Kレストア版)/フランス/90分
© 1960 STUDIOCANAL - Société Nouvelle de Cinématographie – ALL RIGHTS RESERVED.
『気狂いピエロ』(2Kレストア版)





●ストーリー
フェルディナン(ベルモンド)は、金持ちの妻との生活に退屈し、逃げ出したい衝動に駆られていた。そんなある夜、夫婦がパーティに出かけるため、幼い娘のベビーシッターがやって来る。彼女はなんと、かつての恋人マリアンヌ(カリーナ)だった。パーティを抜け出し、1人で帰宅したフェルディナンは、彼女を車で送り、そのまま一夜を共にする。翌朝目覚めると、彼女の部屋に、首に鋏を突き立てられた男の死体が・・・。
●キャスト
ジャン=ポール・ベルモンド Jean-Paul BELMONDO フェルディナン・グリフォン(ピエロ)
アンナ・カリーナ Anna KARINA マリアンヌ・ルノワール
グラツィエラ・ガルヴァーニ Graziella GALVANI フェルディナンの妻マリア
ダーク・サンダース Dirk SANDERS マリアンヌの兄レッド
サミュエル・フラー Samuel FULLER アメリカの映画監督
ジミー・カルービ Jimmy KAROUBI 小男
レイモン・ドボス Raymond DEVOS 港の男
ラズロ・サボ Laszlo SZABO 政治亡命者ラズロ・コヴァックス
ロジェ・デュトワ Roger DUTOIT ギャング
ハンス・メイヤー Hans MEYER ギャング
ジャン=ピエール・レオー Jean-Pierre LEAUD 映画館の若い観客
●スタッフ
監督・脚本・台詞:ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc GODARD
製作:ジョルジュ・ドゥ・ボールガール Georges de BEAUREGARL、ディノ・デ・ラウレンティス Dino de LAURENTIIS
原作:ライオネル・ホワイト Lionel WHITE
撮影:ラウール・クタール Raoul COUTARD
美術:ピエール・ギュフロワ Pierre GUFFROY
音楽:アントワーヌ・デュアメル Antoine DUHAMEL
字幕:寺尾次郎
1965年(2015年2Kレストア版)/フランス/110分
© 1965 STUDIOCANAL / SOCIETE NOUVELLE DE CINEMATOGRAPHIE / DINO DE LAURENTIS CINEMATOGRAPHICA, S.P.A. (ROME). ALL RIGHTS
『勝手にしやがれ』7月24日(金)~ 『気狂いピエロ』7月31日(金)~
ヒューマントラストシネマ渋谷、シネスイッチ銀座、UPLINK吉祥寺 他にて上映予定