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ハリウッド特急便
「カントリーの女王」ドリー・パートンさん死去 80歳 がんと闘病
(2026年8月26日22:00)

米国を代表するカントリー歌手で女優のドリー・パートンさんが25日(現地時間)、米テネシー州ナッシュビルで死去した。80歳だった。がんと闘病していたことが明らかになった。
米PageSixによると、パートンさんはは亡くなる5日前に、テネシー州ナッシュビルのヴァンダービルト大学医療センターに入院していた。バートンさんの代理人は25日、「がんと短期間ながらも勇敢に闘った末、ドリーは本日、愛する人々に囲まれながらヴァンダービルト・イングラムがんセンターでこの世を去りました」と語った。どのような種類のがんと闘っていたかについては明らかにしなかったという。
「私たちの最愛のドリー・パートンは、生涯とキャリアを通じて、関わるすべてのものに喜び、笑い、希望、そして誠実さをもたらしてきました」と付け加えた。「彼女のかけがえのない『イマジネーション・ライブラリー』を通じて寄贈された数億冊の本や、世界中で使用されている命を救うワクチンの開発に貢献した研究への資金提供は、すべての人々に対するドリーの無条件の愛こそが、彼女の永続的な影響力の原動力でした」としている。
パートンさんは1946年1月19日生まれ。テネシー州セビア郡出身。ラジオ番組の子役としてデビューし、1964年、テネシー州ナッシュビルに転居して、作曲家として成功を収め,
その後カントリーのシンガーソングライターとして活躍。カントリーのヒット曲「ジョリーン」(73)や、ホイットニー・ヒューストンがカバーした「オールウェイズ・ラブ・ユー」などが大ヒット。「ビルボード」誌のカントリー・チャートで25曲が1位を獲得し、女性歌手の記録を作り、グラミー賞を11回受賞、世界中でシングル、アルバム、デジタル・ダウンロードを総合すると1億を売りあげたとされる。
女優としても活躍し1980年、映画「9時から5時まで」に秘書役でジェーン・フォンダ、リリー・トムリンとともに主演。自身が手がけたテーマ曲「9to5」がヒットした。他に「テキサス1の赤いバラ」(82)、「クラブ・ライオンストーン/今夜は最高」(84)「マグノリアの花たち」(89)などがある。
■テイラー・スウィフト、ジェーン・フォンダ、ポール・マッカートニー、ミック・ジャガー、ジュリア・ロバーツら相次いで追悼コメント

米サイトTMZによると、テイラー・スウィフトは、カントリーミュージックの伝説的存在であるドリー・パートンの死を受け、彼女の功績を「永遠のもの」と称え、何世代にもわたるアーティストたちにとってのインスピレーションの源であったと追悼の意を表した。
「ドリーのいない世界など、あり得ない、現実的ではない、そして間違っているように感じる」とスウィフトは声明で述べた。彼女は、パートンが人々にありのままの自分であるよう励まし、誠実さ、ユーモア、そして気品とともに「究極の神秘とファンタジー」を世界に与えてくれたことを称賛した。

「9時から5時まで」で共演したジェーン・フォンダは自身インスタグラムにパートンさんとの写真と共に長文の追悼コメントを発表した。
「私は打ちのめされています。ドリーがこの世を去ったことを今知りました。何百万人もの人々が悲しみに暮れていることを知っています。そして、こう伝えたいのです――私がこれまで出会った誰よりも、ドリーはいつまでも私たちと共にいるでしょう。なぜなら、彼女はあまりにも存在感が強く、力強く、寛大で、遊び心にあふれていたため、私たちの生活や心に永遠に深く刻み込まれているからです」とパートンさんを称えた。
そして「彼女は、テネシー州の谷間からやってきた、いたずら好きで遊び心あふれる南部娘であると同時に、人の本質を透視できる、深遠で魂のこもった思想家でもありました。彼女は多くの顔を持っていました……作詞家、歌姫、多彩な楽器の奏者、作家、いたずら好き、先見の明を持つ人、そして忠実な友人。友人たちと腹を抱えて笑い転げ、
足を組まざるを得なくなるほど笑うまでは、決して寝ようとはしませんでした」と伝えた。
さらに「ゲイやトランスジェンダーのファンの皆さん、彼女が皆さんを愛していたことを知ってほしい。私が言わなくても、皆さんはそれを知っているはずだ。彼女はすべてのファンを愛していたし、その数は数え切れないほど多い。そして、彼女が今、皆さんに悲しんでほしくないと思っていることも、皆さんはわかっているはずです。おしゃれをして、彼女の魂を称えよう。でもその前に、彼女が天使――天国で労働者階級の天使たちを率いるトップ――として登場する『グレース&フランキー』(2015年から配信されているコメディ・ドラマシリーズ)の最終回を見てほしい」と呼びかけ「安らかに眠ってください、美しい女性よ。私たちはあなたを愛しています」と締めくくった。️

ポール・マッカートニーはパートンさんと会った時の写真を自身のインスタグラムに投稿して追悼した。
「偉大なるスター、ドリー・パートンさんが亡くなり、本当に悲しい。彼女は本当に素晴らしい女性でした。私が初めて彼女に会ったのは、ナッシュビルのグランド・オール・オプリーでした。当時、彼女はカントリースターのポーター・ワゴナーと共演しており、ソロ活動を始めようとしていたところでした。彼女はとても陽気で生き生きとしていたので、彼女が亡くなったというニュースを受け入れるのは難しいです」と訃報に悲しんだ。
そして「彼女の作詞作曲、歌唱力、そして慈善活動はカントリーミュージック界において比類のないものであり、ドリーのいない世界を想像することなど到底できません。彼女は非常に賢明なビジネスウーマンでもあり、自身の音楽の価値、そして何よりも、世界中の人々に与える影響を深く理解していました」と功績を称え「彼女が私の曲『Let It Be』を歌ってくれたことほど、私にとって大きな名誉はありませんでした。私がその曲に果たした役割はわずかでしたが、彼女が歌ってくれたことを心から光栄に思います。彼女と知り合えたことを誇りに思い、その類まれな才能に敬意を表します」と伝え「ドリー、私と世界中の人々に美しい音楽をありがとう。私たちはいつまでもあなたを愛しています。神のご加護がありますように、安らかに眠ってください。あなたは最高でした」と追悼した。

ミック・ジャガーは自身のインスタグラムにパートンさんと抱き合う写真などを投稿して 「ドリーは素晴らしいソングライターであり歌手だった。彼女は多くの人々を結びつけてくれた。私たちは皆、彼女をとても恋しく思うでしょう」と追悼した
Tonight, the Empire State Building tower lights will turn to a pink sparkle at 9:25 to honor the late Dolly Parton.
— Empire State Building Observation Deck (@EmpireStateBldg) August 25, 2026
Dolly was a global cultural icon whose seven-decade career reached generations of fans. Beyond entertainment, Dolly leaves a significant philanthropic legacy… pic.twitter.com/Pu5rtdfe0r
ニュヨークのエンパイヤ・ステート・ビルはパートンさんを追悼してピンク色にライトアップされた。公式Xで「今夜、エンパイア・ステート・ビルディングのタワー照明は、亡くなったドリー・パートンを称えて、(午後)9時25分にピンクのきらめきに変わります。 ドリーは、70年におよぶキャリアで世代を超えたファンに愛された、グローバルな文化のアイコンでした。エンターテイメントを超えて、ドリーはDollywood FoundationとImagination Libraryを通じて、重要な慈善活動の遺産を残しました。これにより、世界中の子どもたちに数億冊の本が提供されています。今夜9時25分、私たちは彼女とその遺産を祝います」との声明を発表した。