アンジェリーナ・ジョリー、ワイナリー裁判でブラッド・ピットに勝訴 ジョリーのメールの開示請求を裁判所が却下

(2026年5月6日10:30)

アンジェリーナ・ジョリー、ワイナリー裁判でブラッド・ピットに勝訴 ジョリーのメールの開示請求を裁判所が却下
アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピット(Instagram/@angelinajolie/@bradpittofflcial)

アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットがかつて共同所有していた南仏のワイナリー「シャトー・ミラヴァル」をめぐる裁判で、ピット側のジョリーのメールの開示請求を裁判所が却下したと米メディアが報じた。

米サイトTMZによると、ロサンゼルス郡下級裁判所は4日(現地時間)、南フランスにあるワイナリーをめぐる法廷闘争において、ピットが請求していたジョリーの22通のメールの開示請求を却下したという。

下級裁判所は昨年12月、ピットの請求を認める判決を下していたが、ジョリーが控訴。ロサンゼルス郡上級裁判所は、下級裁判所がジョリーに対しピットへ22通のメールを提出するよう命じた判断に誤りがあったと認定。再審理のため下級裁判所に心理が差し戻されていた。

今回、下級裁判所は、これらのメールが裁判の法的な戦略について議論される内容だったとして、弁護士と依頼人間の秘密保持特権が適用されると判断した。これにより、ピット側は証拠開示手続きにおいて、これらのメールの開示が裁判に有利になるとみていたようだ。
一方で、ジョリーがメールの提出を強制しようとしたとして、ブラッド側に求めていた約3万4000ドルの制裁金の請求は却下された。

ブラッドに近い情報筋は、ジョリー側にはこれまで不利な判決が数多く下されており、今回の勝訴は、彼女の本心に関する情報(メール)を法廷から遠ざけることを可能にしたに過ぎないと語っているという。

2人は、フランスのワイナリー「シャトー・ミラヴァル」をめぐって長年にわたり争っている。ピットは、ジョリーが離婚申請後、自分に相談することなく、ワイナリーの自身の持ち株をロシアのオリガルヒに売却したと非難。一方、ジョリーは、株をブラッドに売却しようとしたが交渉が決裂した後、第三者に売却したもので手続きに問題はないと主張している。

南フランスのコレンス村の広大な敷地に、ブドウ畑があるワイナリーと古城があるシャトー・ミラヴァルは2011年に2人が共同で購入し、2014年に古城の教会で結婚式を挙げて話題を呼んだ。ブラッドはワイナリーで「ミラヴァル・ロゼ」の生産を手掛けていたが、2016年にアンジェリーナが離婚を申請し、離婚裁判が続く中でアンジェリーナはシャトーミラヴァルの持ち株を売却。離婚は成立したが、ワイナリーをめぐってピットが2022年にジョリーを提訴し、裁判はいまだに続いていて泥沼化している。

ピットは、裁判の長期化によって「フランスの自宅(古城)で静かに過ごす時間が奪われている」と主張。さらに新オーナーに不満を抱いており、ワイナリー事業の「敵対的買収」を企てたとしている。 2人は裁判期日をめぐっても争っており、2027年2月1日に予定されていた裁判について、ジョリーは2027年11月に延期するよう求めている。これに対してピットは裁判期日を2か月延期することには同意するが、2027年後半までの延期には応じられないとして対立している。