スカーレット・ヨハンソンにそっくりなロシアのTikTokerの「泣き笑い」

(2021年11月14日13:15)

スカーレット・ヨハンソンにそっくりなロシアのTikTokerの「泣き笑い」
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エカテリーナ・シュムスカヤ㊧とスカーレット・ヨハンソン(Instagram/@mimisskate /@seriouslyscarlett)

ロシアのTikTokerのエカテリーナ・シュムスカヤ(25)は、スカーレット・ヨハンソン(37)にそっくりと人気を呼んで1200万人のフォロワーがいるという。スカヨハそっくりさんとして大金を稼ぐことが出来たが、一方で「泣いた」ことも。その数奇な体験を英紙に告白した。

英紙「ミラー」によると、ヨハンソンと瓜二つのTikTokerのエカテリーナは、ケイトとして知られ1020万人のフォロワーがおり、彼女の動画は「ブラック・ウィドウ」で人気のヨハンソンのファンを熱狂させているという。

「12歳くらいのときに、学校の友達が近づいてきて、写真を見せてくれたの。みんな『子供の頃のスカーレット・ヨハンソンだよ』と言ってきて、私は本当にびっくりしました。だから、彼女に似ていることは前から知っていたけど、特に何も考えていなかったわ」という。

エカテリーナがヨハンソンと自分を比較した動画を自ら撮影してSNSに投稿すると何百万もの「いいね!」がついた。「かなりの人気者になりましたが、絶え間ないコメントやメッセージにうんざりして、わずか2週間で自分のページを削除してしまいました」という。

その後彼女は建設会社の営業部長にまで昇進。22歳までに自分の車とアパートを購入することができた。しかし、2020年になると、自分の人生に何かが足りないと感じるようになったという。そして仕事を辞め、再びモデルの道を目指した。

そのころ彼女はすでにTikTokでセンセーションを巻き起こしていた。「当時、みんなが話題にしていたのはTikTokでした。それで、私はこの騒ぎを見てみようと思ったの。当時、ロシアでは "私は誰に似ているの?"という非常に人気のあるハッシュタグがありました」。やがて、彼女は高額な広告契約を打診されるようになり、5月にモスクワに移住。現在、自分と両親を養うのに十分な収入を得ているが、収入については口を閉ざしているという。

一方でヨハンソンへの批判が彼女にも向けられることがあるなどマイナス面もあるという。ヨハンソンが映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017年)でアジア人キャラクター(ミラ・キリアン少佐 / 草薙素子)を演じて「白くしている」と非難されたとき、「その批判の一部はそっくりさんの私に向けられてしまいました。私があの映画のスカーレットのキャラクターのコスプレをしようとしたとき、『彼女を殺そう』とコメントした人もいました」という。

一度、世界中のフォロワーに勧められて、「ブラック・ウィドウ」のモスクワでのプレミアに行ったという。「私はドレスアップして、カメラマンと一緒に街の中心部に行ったのですが、誰も私を見に来てくれませんでした。みんな私のことを変人扱いしていたのよ。あまりの恥ずかしさに泣き出してしまい、カフェに駆け込んで着替えました」。

エカテリーナは今後コスプレイヤーとしてキャリアを積んでいきたいと考えているが、そのためにはロシアを離れなければならないと考えているという。そして「いつか、アメリカに行ってスカーレット・ヨハンソンに会うまでの一連のビデオを撮りたいと思っています」という。ハリウッドに行って本家のヨハンソンと対面すれば話題を呼びそうで今後の今後の活躍に注目だ。