米紙ニューヨーク・ポスト（電子版）によると、９日夜、CBSの「ザ・レイトショー・ウィズ・ステファン・コルバート」で今年の「最もセクシーな男性」にラッドが選ばれたことが明らかにされた。ラッドは、１２日（現地時間）発売の「People」誌の表紙を飾り、インタビューで「僕が選ばれたと聞いたら、みんな『えっ』と言うだろうなというくらいの認識はあります。私の前にこれを手にすべき人はたくさんいます」という。しかし、この栄誉を断ることはないという。「堂々と自慢したい。謙遜なんかしないで、新しい名刺も作ろうと思ってる」などと語った。

妻のジェリー・イェーガーにこのニュースを伝えたとき、妻は「茫然自失」だったと語っている。夫妻にはジャック（１７）とダービー（１２）の2人の子供がいる。「しかし、彼女はとても優しく接してくれました」と１８年間連れ添った妻のジュリーについて語りました。「でも、彼女はとても優しい人でした。それがとても嬉しかった」と語った。ラッドは自身のインスタグラムに「People」誌の表紙の写真を投稿して「最もセクシーな男」に選ばれたことを報告した。

過去に受賞したジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マイケル・B・ジョーダンらとの「セクシーな食事会」に招待されることを冗談めかして期待した。過去のほかの受賞者には、ジョン・レジェンド、ドウェイン・ジョンソン、クリス・ヘムズワース、イドリス・エルバ、アダム・レヴィーン、チャニング・テイタム、デビッド・ベッカムなどがいる。

ニューヨーク・ポスト紙は５日（現地時間）「キャプテン・アメリカ」シリーズで知られる米俳優クリス・エヴァンス（４０）が、「People」の２０2１年「最もセクシーな男」に選ばれたと報じていた。昨年選ばれる予定だったが、誤って裸の写真をSNSに投稿したスキャンダルで今年に延期されていたというが、結局今年も選に漏れたようだ。

ラッドが最初に大ブレイクしたのは、アリシア・シルバーストーン主演のカルト的名作である１９９５年の青春コメディ映画「クルーレス」だった。また、映画「俺たちニュースキャスター」（２００４年）や「４０歳の童貞男」（２００５年）、コメディ映画「無ケーカクの命中男／ノックトアップ」（２００７年）のスピンオフ作品「４０歳からの家族ケーカク」（２０１２年）などのコメディ作品でも活躍している。また、「アントマン」（２０１５年）、「アントマン＆ワスプ」（２０１８年）、「シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ」（２０１６年）、「アベンジャーズ／エンドゲーム」（２０１９年）など、数々のマーベル・スーパーヒーロー映画に出演し、スーパースターの地位を獲得した。さらに「ゴーストバスターズ／アフターライフ」（米１９日公開、日本来年２月公開）に出演。また１２日にスタートするApple TV+の新シリーズ「The Shrink Next Door」でウィル・フェレルと共演している。