「カーク船長」の宇宙旅行をジョージ・タケイがディスって因縁の確執再燃

(2021年10月17日12:30)

宇宙旅行をめぐって“シャトナーVSタケイ”の因縁の確執再燃
シャトナー㊧とタケイ(Instagram/@williamshatner/@senseitakei)

「スタートレック」のカーク船長ことウィリアム・シャトナー(90)が最高齢の宇宙旅行を成功させて話題を呼んでいるが、同シリーズのヒカル・スールー役(日本版のカトー)で知られるジョージ・タケイ(84)が「ジェフ・ベゾスの最新の宇宙への旅の実験台になっただけの古株」などとこき下ろした。これに対してシャトナーが「私の宇宙飛行にケチをつけるな」とばかりにやり返して、シャトナーVSタケイの長年の確執が再燃している。

米サイト「TMZ」によると、タケイは、「スタートレック」の良き相棒であるシャトナーを、ロケットを打ち上げたブルーオリジン社の創業者ジェフ・ベゾスの宇宙旅行の実験台になっただけの古株だと指摘したことにカーク船長は反撃した。

シャトナーは15日(現地時間)、ツイッターで「ジョージを嫌いにならないで。彼が報道されるのは私の悪口を言っているときだけなんだ。彼は50年以上前に私がカメラアングルを奪ったために、プライムタイムのテレビ放送が30秒以上できなくなったと主張している。今はそのお返しに、彼の憎しみを世界に向けて発信させているんだよ」と皮肉を込めてやり返した。

タケイはシャトナーが宇宙での無重力状態を数分間体験して無事に帰還し、感激の涙を見せてベゾスと言葉を交わした直後に、厳しい言葉を発した。シャトナーを「他の人が行ったことのあるところに果敢に挑戦している」とした上で、ビルを90歳の「モルモット」と呼び、宇宙旅行が消耗の多い体にどのような影響を与えるかについて、ベゾスらが「何が起こるか」を解明する手助けをすることになるなどと非難した。また、ビルの体重にも言及し、彼はこの仕事にふさわしい健康的な「標本」ではないと言い、「不健康」とも言った。同サイトは、2人は「スタートレック」やその後の映画、スピンオフ作品をめぐって長年の確執がありそれは今も続いていることが分かったとした上で「長生きしてケンカする。そういうことですよね?」と指摘。2人の半世紀以上続く確執はハリウッドの“伝説”となったようだ。