「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」北米で初登場1位 興行収入100億円を記録

(2021年10月5日16:20)

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」北米で初登場1位 興行収入100億円を記録
「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(公式サイトから)

「ヴェノム」の続編「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が1日(現地時間)、北米で公開され、週末の興行収入で約100億円を記録して初登場1位になった。日本公開は12月3日。

米サイト「Box Office Mojo」によると、先週末(10月1日~3日)の北米興行収入ランキングで「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が9003万3210ドル(約100億円)を記録して初登場1位になった。2位はアニメ映画「アダムス・ファミリー2」で1732万5007ドル(約19億円)、3位は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の6109594ドル(約6億7000万円)だった。(ベスト10は映画ラインアップページに掲載)

同サイトは「今年は、コロナが登場する前にシネコンを席巻していた、手に汗握る超大作が久々に復活した。「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が記録的な大ヒットとなった9月に続き、ソニーの超悪玉続編「ヴェノム: レット・ゼア・ビー・カーネイジ」が北米で9,010万ドルの大ヒットを記録し、パンデミック時代の記録を塗り替え、ハリウッドのフランチャイズ映画が復活したことを証明した」と報じた。また米国外で1億1900万ドル(約130億円)の興収を記録した「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(日本公開10月1日)が今週8日に米国で公開されることに期待を寄せた。

ヴェノムはスパイダーマンの宿敵で、マーベル史上最も残虐なダークヒーロー。1作目の「ヴェノム」は2018年に公開され全世界の興行収入940億円を超える大ヒットを記録した。地球外生命体シンビオートに寄生され一体化してヴェノムとなり、人間を襲って食い尽くすことになるジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)の闘いを描く。
2作目はエディが刑務所を訪れ、連続猟奇殺人鬼クレタス(ウディ・ハレルソン)と再会する。クレタスはエディに異様な興味を示し彼の腕に噛みつく。人間のものとは異なるエディの血液を取り込んだことで、ヴェノムを超える残虐性を持ったカーネイジへと覚醒して世界を闇に変えてゆくという内容。

2作目は6月25日に全米で公開される予定だったがコロナ禍で延期になり10月1日に公開された。日本では12月3日に公開される。