米歌手ケリー・クラークソン、離婚訴訟で11億円の牧場を獲得 配偶者手当・子供の養育費は月2200万円

(2021年10月4日12:30)

米歌手ケリー・クラークソン、離婚訴訟で11億円の牧場を獲得 配偶者手当・子供の養育費は月2200万円
クラークソン㊨とブラックストック(Instagram/@kellyclarkson)

歌手のケリー・クラークソン(39)がブランドン・ブラックストック(44)との離婚をめぐる裁判で、ブラックストックが居住している1040万ドル(約11億円)のモンタナの牧場を獲得したことが分かった。

米「E!News」によると、判事は元マネージャーのブラックストックが離婚後に住んでいるモンタナ州の牧場はクラークソンのものと認めたという。ブラックストックはモンタナの牧場は夫婦の財産であり、2人が平等に共有すべきだと主張したが判事はその主張を退けた。関係者によると牧場はクラークソンが購入したものだったという。

ブラックストックは離婚することが決まった後「人生を変えるために」フルタイムの牧場主になり、モンタナの牧場を「住居兼事業拠点」として独占的に使用していた。クラークソンは牧場を維持するのは牧場を維持するための費用は月に8万1000ドル(約890万円)にのぼり、経済的負担が大きいとして牧場の売却許可を求めていたが判事は彼女の請求を却下して、ブラックストックに2021年4月からの毎月の使用料を支払うよう命じたという。

クラークソンは2020年11月、2人の息子の第一次親権を獲得。その1か月後、ブラックストックの父親ナルベル・ブラックストックと彼の会社スターストラック・マネジメントが、何年にもわたって彼女のマネージャーとして「違法に行動していた」と非難した。ブラックストックは疑惑を否定したが、クラークソンはその後、法的に独身であることを宣言し、姓をクラークソンに戻すことを裁判所に申し立てたという。
判事は7月に、元マネージャーのブラックストックが配偶者手当とリバー・ローズ(6)と息子レミントン・アレクサンダー(4)の2人の子供の養育費として毎月約20万ドル(約2200万円)をクラークソンに支払うよう命じている。離婚裁判はクラークソンの”圧勝”となったようだ。

■ケリー・クラークソン(Kelly Clarkson)

1982年4月24日生まれ。米テキサス州フォートワース出身。2002年、米オーディション番組「アメリカン・アイドル」第1シーズンに出演して親しみやすい容姿とソフトな歌声で人気を集めて優勝して同年歌手デビュー。デビューシングル「A Moment Like This」が全米チャートで初登場52位から1位になり、ビートルズの「カント・バイ・ミー・ラブ」が1964年に達成した初登場7位から翌週1位)の記録を破った。2003年のデビューアルバム「Thankful」ga全米アルバムチャート1位稲荷200万枚を売り上げた。世界で活躍するポップロックシンガー。