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ハリウッド特急便
ダイアナ元妃映画「スペンサー」に英王室専門ジャーナリストが注目コメント
(2021年9月1日11:45)
映画「トワイライト」シリーズで知られる米女優クリステン・スチュワート(31)が故ダイアナ元妃を演じる映画「Spencer(スペンサー)」の予告編が最近公開されたが、英王室専門ジャーナリストが「ダイアナ妃は感謝していると思う」などと最新のダイアナ映画について語った。
米誌「Us Weekly」によると、8月31日(現地時間)、英王室専門のジャーナリスト、ジョナサン・サセドッティは「ダイアナはおそらく、自分がまだみんなの心に残っていることに感謝していると思います。彼女は、チャールズ皇太子と別れる決断をしたとき、人々の心の女王になりたいと名言を残しました」と語った。
「トワイライト」シリーズで知られるスチュワートは、11月5日に米国で公開予定のパブロ・ラライン監督による歴史ドラマ「スペンサー」でダイアナを演じる。8月26日(現地時間)に公開された最初の予告編(下の公式インスタグラム)では、1996年にチャールズ皇太子と離婚し、1997年8月31日にパリの交通事故により36歳の若さで不慮の死を遂げたダイアナ元妃を演じるスチュワートの姿が初めて公開された。
映画の舞台は1991年のクリスマス休暇で、王室一家がエリザベス女王のサンドリンガム・ハウスに集まり伝統的なお祝いをする。そのころダイアナ妃と夫チャールズ皇太子(72)との間にトラブルがあるという噂が流れ始めていた。
前出のサセドッティはこの映画について、「自分の記憶が多くの人々のために生き続けていること、そしてそれが繊細で共感できる方法で行われていることを、おそらく彼女は喜んでいると思います」と語る。そして「彼女がどう思うかはわかりませんが、悲劇や悲しみのために彼女を思い出すのは残念なことだと思います。しかし、ダイアナ自身の試みは、善良で積極的だったと思うのです」と語った。
サセドッティが指摘したように、ウィリアム王子とヘンリー王子の母であるダイアナ元妃は、1996年にチャールズ皇太子と離婚する前も後も、チャリティ活動や慈善活動を行っていたことで知られる。特に、国際赤十字の地雷除去キャンペーンに関わり、HIV患者の支援を目的とした団体と密接に協力していた。
サセドッティは、「ダイアナは、多くの人々の心の中で、災害に立ち向かう象徴であり、社会的な障壁を取り払い、慈善活動を推進するために行った特別な活動の象徴です。そして、彼女の最後の1、2年でも、最終的には億万長者の息子(ドデイ・アルファイド)とヨットで楽しむことができました。この映画は彼女を縛っていたものを思い出させ、最終的にはそれらの束縛から抜け出すことができるというメッセージを送っています」と指摘した。
ダイアナ元妃にちなんだ作品は「スペンサー」のほかにも、「Diana The Musical」が新型コロナウィルスの流行による中断を経て、11月2日にブロードウェイの舞台に戻ってくるという。また、10月1日にはNetflixで同ミュージカルの映画版が公開されるという。